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何ということでしょう。1211日のシニアアンサンブル定期演奏会を狙うがごとく、台風並みに発達した低気圧が九州から関東地方へ向かってくる、という天気予報です。
当日の昼過ぎの東京は強風と豪雨になるとのこと。しかし、またまた何ということでしょう。アンサンブル全員の願いが通じたのか、12時前には雨が上がり、青空も見えるようになったのです。
これで、ご来場のみな様には安心しておいでいただけることになりました。
 
【指揮は松本洋二先生】

いよいよ、開演の時刻を迎え、第一部が始まりました。
松本洋二先生の指揮で、歌劇セビリアの理髪師序曲を皮切りに、OB会山崎日出男さんによるソフトな司会に乗せて、モーツァルト交響曲21番、ベートーヴェン田園一楽章、威風堂々4曲を演奏しました。
難曲の田園は、先月急逝した笹森敏明先生の特訓を受けたお陰で、無事演奏することができました。笹森先生も見守っていて下さったことと思います。
   
 【指揮は難波陽一先生】
第二部はOB混声合唱団との共演です。
男性11名、女性15名による美しい、そして迫力あるハ-モニ-で、ム-ンリバ-、アベベルムコルプス、今日の日はさようなら3曲を、コ-ラス指導の難波陽一先生指揮、シニアアンサンブルの伴奏でお送りしました。
特に、モーツァルト最晩年に作曲されたアベベルムコルプスは、祈りの気持ちのこもったすばらしい歌声でした。
3
曲だけではもったいない、もっと何曲も聴きたかった、というお客様の声がありました。
 
 
【指揮はホセ・生駒先生、フルート2重奏は森島さんと小島さん】
 
第三部はポピュラーミュージックです。
ホセ・生駒先生の指揮で、横笛のタンゴ(本邦初演)、ラ・クンパルシータ、碧空、ラ・コンパルサ、慕情、テイクファイブ、エルクンバンチェロ、と、たて続けに軽快なメロディが続きました。
また、第三部はソロ奏者が前に出たり、ボンゴやクラベスやギロー等の打楽器が登場したり、バイオリン奏者二人が客席へ飛び出したり、趣向を凝らした演出でお楽しみいただけたことと思います。
 
 【今日の日はさようならの全員合唱】   皆様から盛大な拍手をいただき、アンコールはオレ・グアバを演奏。そして、混声合唱団と会場の皆様全員で今日の日はさようならを合唱し、終演となりました。
いつもならここで、金原善徳さんからお褒めのお言葉をいただいておりましたが、去る9月にお亡くなりになってしまい、とっても残念です。
シニアアンサンブルの立ち上げにご尽力していただき、いつも楽団のことを気にかけておられた金原さんもきっと聴いていて下さったことでしょう。

これからもみな様からお褒めいただけるような演奏ができるよう、練習に励んでいきたいと思います。

共に盛り上げて下さった混声合唱団のみな様、OB会のみな様、メンバ-のご家族・ご友人、又、エレクト-ンシ    ティのスタッフのみな様、あたたかなご支援をありがとうございました。           

  平成27年12月22日
文責:上澤恭子

 【当日のプログラムより】
 
 
 
編集:鴨井次郎
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