「未来倶楽部」での慰問演奏会のリポート 森島文子 2010年7月18 雲一つない晴天の日曜日、横浜市青葉台の有料老人ホーム未来倶楽部さくら台で、ボランティア演奏をして来ました。 今回は、女性ばかり五人のピックアップメンバーで結成した“ブーケ・ド・フルール”デビュー演奏会でした。 |
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未来倶楽部に到着。メンバー全員で、エレクトーンの搬入と組み立てを始めると、入所者の皆さんが興味津々で集まっていらっしゃいました。 「これは、なんていう楽器なの?」「弾かせてくれるの?」と聞いて来られる方。 皆さん、この演奏会をとても楽しみにしておられる様子がひしひしと伝わってきました。 |
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第一部は、「みんなで歌おう」というタイトルです。 「たなばた」、「きらきら星」、「われは海の子」、「浜辺の歌」、「椰子の実」、「ふるさと」、「青い山脈」などの、童謡や懐メロを、我々の伴奏で、皆さんと一緒に楽しみました。 第二部は「音楽の贈り物」として、 「千の風になって」と「天城越え」を演奏しました。 「千の風になって」は、皆さんからのリクエストです。 |
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演奏終了後、拍手が鳴り止まず、スタッフの皆さんから、「アンコール」のかけ声をかけていただきました。 アンコールでは、「さんぽ」を演奏しました。「さんぽ」は、ジブリのアニメ「トトロ」のテーマ曲。子どもたちに大人気の曲です。知らず知らずのうちに身体が動いてしまうような、元気が出る曲で、大人が聞いても楽しい曲です。皆さんたちからも、自然と手拍子が起こり、演奏会は盛況のうちに幕を閉じました。 |
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ブーケ・ド・フルール 仏語で花束の意味です。花のように美しい女性たちということで、自分たちで勝手につけました (ずうずうしい?) 実は、このユニットは、会場の広さの関係で、フルメンバーでの演奏が不可能な為に急遽結成したものです。 五人という少人数での演奏は不安もありましたが、今回の経験で少人数編成には、少人数の良さがあることを発見しました。フルメンバーで行う演奏のように、迫力ある演奏は出来ませんが、参加者の皆さんとの一体感は、少人数の方が、より強く味わうことができると思うのです。 編成 司会・ヴォーカル:恒田美晴 エレクトーン :齋藤良 バイオリン :上澤恭子 高浦尚子 フルート :森島文子
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