飯能老年病センター第11回コンサートのご報告
初冬の12月14日、私たちシニアアンサンブル総勢20名で飯能老年病センターヘ慰問演奏のため訪れました。慰問演奏会は毎年11月に行われましたが今年は12月になり、X’masコンサートとして開催されました。今回で11回目になります。 
飯能老年病センターは埼玉県飯能市の丘の上にあり、静かな環境に恵まれ現在378名の患者さんが入院されています。 8階の演奏会場では110名の患者さんに聴いて頂き、演奏会場に来られない患者さん達の為に院内にTV中継されました。 
演奏会は病院の作業療法士の八木さんの司会で始まり、村田副院長の挨拶の後 第一部は院内のコーラスグループ「青葉会」15名の皆様によるコーラスです。作業療法士林さんのご指導の下 2ケ月間練習を重ねて今日に臨んだそうです「冬景色」、「この世の花」の2曲を情感豊かに美しい歌声を披露してくれました。
第2部はボーカルの恒田美晴さんの司会で行われ、コレルリのコンチェルト グロッソ「クリスマス協奏曲」で始まりました。次に二期会オペラ歌手岩見真佐子さんがあでやかな赤いドレスで登場。さすがオペラ歌手と思わせるのびやかでつやのある素晴らしい声でモーツアルトの曲やクリスマスソング等を4曲歌って頂きました。
続いて恒田美晴さんの歌「希望」、「翼を下さい」など3曲、アンサンブルの演奏「上を向いて歩こう」、「ラ クンパールシータ」など4曲を楽しく聴いて頂きました。最後の「ラデツキーマーチ」では会場の皆様から手拍子をいただき会場が一体となり盛り上がりました。患者さんの代表の方から「生演奏は本当に楽しい。いいクリスマスを迎えられます。」 とのご挨拶をいただき、私たちもとても嬉しい気持ちになりました。
拙い演奏でも喜んで聴いて下さり、一緒に歌い、手拍子をしてくれる人達がいてこその演奏だという思いを新たに致しました。本当にありがとうございました。
来年もまたお伺いするお約束をして病院を後にしました。
尚この演奏会の様子は地元の「文化新聞」にて報道されました。

 

当日のコンサートの参加者
編曲・指揮 松本洋二、 ボーカル・司会 恒田美晴 , エレクトーン 斉藤良 生駒芳正, ピアノ・コントラバス 笹森敏明 、フルート 森島文子, オーボエ 甘利雅彦 , クラリネット 谷口信吾 ,フアゴット 小島邦雄、トランペット 鴨井次郎、 バイオリン 小泉安治、岩谷幸雄 所光雄 神山昌哉 上澤恭子,  ビオラ 石井源七 森士朗 、チェロ 赤木興人 古屋幹彦 、    特別ゲスト・ソプラノ 岩見真佐子  計20名

                   文責:上澤恭子 

 

 
 
コンサートの告知
 
コンサート会場の案内

クリスマスコンサート開演

11回目の、お馴染みのメンバー

岩見真佐子さん赤いドレスで登場

さすがオペラ歌手!素晴らしい声

恒田美晴さん登場

おなじみのレパートリー

伊藤総師長さまからのご挨拶

文化新聞による地域へ報道もありました

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