大宮共立病院慰問コンサート 
 




関東地方に梅雨入りが報じられた69日、私たちシニア・アンサン
ブルは慰問演奏のため、大宮共立病院を訪れました。
こちらでの演奏は、今年で3回目になります。

ヤマハOB会員の阿部務さまのご尽力で、毎年、このような機会を
つくっていただいています。 

会場は、病院のロビーです。いつもは、診察の受付をしたり、薬を
受け取ったりするスペースが、この日だけ、にわかコンサート会場
となります。お客さまは、患者さんと、そのご家族の皆さん、そして
病院のスタッフの方々です。
200人と人数が多いため、2回に分けての演奏となりました。
病院内に貼ってあったポスターです。
「はつらつコンサート」のネーミングが良いですね! 






  ボーカル担当の恒田さん。この日は、鮮やかなグリーンのドレス。
ガラス越しに見える木々の緑の美しさに映えています。

松本洋二先生指揮、恒田美晴さん司会でのプログラムは、
以下の通りです。


     1. フィガロの結婚 序曲
     2. シューベルトの軍隊行進曲
     3. 東京キッド(Vo:恒田美晴)
     4. 越後獅子の唄(Vo:恒田美晴)
     5. 子象の行進
     6. 翼をください(Vo:恒田美晴)
     7. Ore’ Guapa Tango
     8. 皆で歌いましょう(リードVo:恒田美晴)

      朧月夜
      みかんの花咲く丘
      故郷
      エンディング
      クシコスポスト





恒田さんのリードで、客席の皆さんからも歌声が!



松本洋二とはつらつメンバーズ?!
モーツァルトやシューベルトのクラシックの定番の曲から始まると、
客席も、ちょっと、かしこまった雰囲気に。けれども、ボーカルの
恒田さんの歌声にのせて、「東京キッド」や「越後獅子の唄」など、
美空ひばりナンバーを演奏すると、一気になごやかな雰囲気になり
ました。

ニコニコしながら聴いている方や、歌詞を口ずさんでいる方もいら
っしゃいました。 そして、ユーモラスな「子象の行進」、懐かしい
翼をください」と続き,さらに、タンゴの名曲、「オレグァパ
で、客席の雰囲気は盛り上がります。

ここからは、「みんなで歌いましょう」のコーナーです。

ボーカルの恒田さんのリードで、客席の皆さんも、「朧月夜
みかんの花咲く丘」「故郷」を歌いました。

患者さんのほとんどは、車椅子に乗っています。点滴をつけたまま
聴いておられる方もいらっしゃいます。けれども、昔から耳に馴染
んだ曲が流れると、自然と口をついて歌詞が出てくるようです。
お客さまのお一人お一人が、歌うことを楽しんでくださっている
様子が、こちらにも伝わって来ました。

エンディングは、「クシコスポスト」。
曲名をご存じない方も、きっと曲を聴けば、「ああ、あの運動会で
よくかかる曲
」とすぐにおわかりになることでしょう。
大変ポピュラーな曲です。 リズミカルな曲に合わせて、皆さんから
の手拍子をいただき、コンサートは、盛況のうちに幕を閉じました。

コンサートを終えて、控え室に向かう途中、色々な方から声をかけて
いただきました。
付き添いのご家族の皆さん、病院スタッフの皆さん、そして、車椅子で
参加された患者さん。「楽しかったよ、ありがとう」の言葉が、私たち
には、何よりも嬉しいねぎらいとなりました。  

                         参加者は以下の通りです。(敬称略)

                赤木興人、甘利雅彦、ホセ生駒、石井源七、岩谷幸雄、上澤恭子、神山昌哉、
                鴨井次郎、小泉安治、齋藤良、笹森敏明、高浦尚子、谷口信吾、恒田美晴、
                所光雄、古屋幹彦、松本洋二、森島文子

 

                              (文責 森島)    


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