◇行動制限で失われたもの
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コロナ禍を経て、ようやく様々な活動が再開されました。けれども、ここ3年余りの自粛生活が我々に与えた影響は決して小さなものではなかったように感じます。
「不要不急の外出は控えましょう!」という声かけに、知らず知らずのうちに、私たちの心も体も小さく縮こまってしまったのかもしれません。 |
そのことを実感したのは、活動が再開してからのことです。
コロナ前のように活動しようとしても、悲しいかな、頭も身体もなかなかついて来ないそんなもどかしさを感じたのです。我々アンサンブル同好会の活動も、練習は続けていても、なんとなくコロナ前のパワーが戻って来ないような…。 |
◇ミニコンサートの企画が発足
そんな時、メンバーの中から、「何か目標があった方が、意欲が出て来るかもしれない」という声が上がりました。
けれども、いきなり以前のような演奏会を開催することは難しそうです。そこで、リハビリ |
も兼ねて、ミニコンサートを企画しました。
イメージとしては、身内の皆さんと和気藹々と楽しむホームコンサート。
せっかくの機会ですので、コーラス同好会の皆様にもお声をかけて、ご一緒に音楽を楽しみましょう、ということで話がまとまりました。 |
◇手作りで会場づくり
会場は、江東区の森下文化センターの第一レクホール(レクリエーションホール)。
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レクリエーションホールは、小規模な体育館をイメージしていただくと良いかと思います。
板張りの何もない空間なので、メンバーが自らセッティングを行います。
客席の椅子の一つ一つを皆で並べることはもとより、舞台上の位置決めや、照明音響まですべて自分達で行い、お客様のおいでをお待ちしました。 |
◇たくさんのお客様が!!
お天気はあいにくの雨。
3月とは言え、冷たい雨にたたられ、どれだけのお客様にいらしていただけるか、気を揉みました。
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けれども、フタを開けてみれば、多くの皆様においでいただくことができました。
特に、OB会関係の皆様には、お忙しい中、たくさんの方に足を運んでいただきました。心より感謝致します。 |